クリント・イーストウッドとブラッドリー・クーパーが映画「アメリカン・スナイパー」以来「運び屋」で再びタッグを組む!

僅か1日しか咲かないデイリリー。短命の花とも言われているけれどもその美しさ、華やかさは半端ではない。家族を顧みらずデイリリーに没頭してきた男がついに家族から見放されてしまう日がきてしまった。自由奔放に生きてきた90歳の爺さんが孫の結婚式に向かったが実の娘と12年間も口をきいていなかったものだから気まづい何てものではない。久しぶりに会ったけれどもやはり口論になりその帰り際に結婚式に参加していた男から「車を走らせて物を運ぶだけでお金がもらえる」と声をかけられ知らず知らず伝説の「運び屋」がスタートする。

ブラッドリー・クーパーとマイケル・ペーニャと言えば、クリント・イーストウッド監督の常連と言ってもいいくらいよく見かける2人。麻薬の敏腕捜査官を演じていますが、コリン・ベイツ捜査官(ブラッドリー・クーパー)と運び屋のアール(クリント・イーストウッド)がカフェでニヤミスするシーンはドキッとします。「最も大事なのは家族」と最後に人生の先輩としてアドバイスするシーンが忘れられません。

麻薬組織のボスを演じたアンディ・ガルシアとの共演は初めてというクリント・イーストウッド。メキシコにある巨大麻薬組織の本拠地にある豪邸に伝説の「運び屋」アールを呼び110キロ、270万ドル相当を運ばせるよう命じます。自由奔放な彼が「やりたいことはやった方がいい」と手下にここでもアドバイスする90歳の爺さんの姿が。

妻のメアリー役を演じているダイアン・ウィースト。アールの性格を全て知り尽くした彼女が体調を崩し入院し最後には亡くなってしまう。「運び屋」をしている最中にアールが途中で逃亡し妻の元に寄り家族の前ではでダメ男を発揮していた彼が「最も大事なのは家族」であると証明してくれた瞬間でした。娘との絆も取り戻すことができたのも妻メアリーのおかげ。エンディング曲「Don’t let the old man in」を聴きながらこの映画「運び屋」が伝えたかった「家族」について改めて考えさせらる貴重な時間となりました。詳しいストーリーは公式ホームページ(別ウィンドウで開きます)でぜひご覧ください。他にもクリント・イーストウッド監督作品は沢山ありますのでお時間ある時にぜひご視聴ください。
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